投稿

2017の投稿を表示しています

趣味の天体観測

ベランダ観測ですら面倒くさい。できるだけ室内観測で。ヌルく、ゆるーく大雑把に天体観測しています。天体写真撮影のスタンスとしては、できるだけ安価な機材で撮影し、画像処理(情報処理)で画質を上げていきたいです。 Meade AZM-90 ファーストライト

Meade AZM-90 ファーストライト

イメージ
Meade の 90mm 屈折望遠鏡が 2 万 5 千円弱だったので買ってみました。アクロマートとはいえ、90mm 屈折を所有できるとは良い時代になったものです。 AZM-90 は天頂プリズムを装着しないとピントが合わない設計となっているのですが、31.7mm から T マウントへのアダプタ、T マウントから EOS へのアダプタを介してカメラを接続する場合、天頂プリズムを外さないと結像しません(逆に言えば、公式のアダプタは無いものの、少なくとも私の環境では、天頂プリズムを外して撮影すれば天体写真が撮影できるということです)。 今回はシーイングがそれほど良くない状況で、かつ、光害の多い状況の中、撮影してみました(ベランダ観測ならぬ室内観測です)。カメラは、もう随分と古くなってしまった EOS Kiss Digital N を使用しています。以下の画像は、撮影した写真をトリミングだけしたものです。ヌルい趣味の天体観測としては十分すぎるほどの写真が撮れました。子供の頃に見た、天文ガイドの写真(の様なもの)が自分でも撮れて感無量です。 撮影条件は、ISO 1600、シャッター速度優先で 1/1000 秒です。眼視では、もう少し黄色がかって見えていたのですが、センサの特性なのか、それともオートホワイトバランスの影響か、随分と白い月となっています。また、月の境界部分をみると青色が薄っすらと見えます。焦点距離 600mm のアクロマートらしい写真といえるのではないでしょうか。